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​環境設備系

環境系科目が対象とするのは、地球規模のマクロな環境ではなく、建物内部の環境(建築環境)です。室内環境は大きく4つに大別されます。

① 温熱環境:室内の温度、湿度、気流、放射温度に加え、人間側の着衣量や代謝量など、熱的快適性に関わる領域。 ② 空気環境:有害化学物質、浮遊粉塵、臭気など、空気の清浄度(室内空気質)に関わる領域。 ③ 光環境:昼光や人工照明による、室内の視環境や明るさを扱う領域。 ④ 音環境:建物内外の騒音・振動の発生や、その制御・遮音に関わる領域。

本科目の修得により、室内で快適に過ごすための物理的・生理的な基本原理を理解し、建築におけるパッシブデザインおよびアクティブデザインへの応用が可能となります。環境系科目は、物理的な基本原理を学ぶことで、建築意匠デザインと省エネルギーに関わる実務的デザインとを繋ぐ「橋渡し」の役割を担っています。

代表的科目:建築環境工学Ⅰ、建築環境工学Ⅱ

設備系科目では建築設備に関わる内容を学びます。建築設備とは、建物の中で人が快適に過ごすために必要なものです。設備系の分野は大きく分けると、① 空気調和設備(空調設備)、②給排水衛生設備(衛生設備)、③電気設備の3つに分かれます。空気調和設備は主に空気を対象として、室内の温度や湿度、ほこりや臭いなどを制御します。給排水衛生設備は水を対象としています。キッチン・バス・トイレなどの水回りがわかりやすいですね。電気設備は電気を対象としています。建物内では照明やコンセント・スイッチ、通信配線などを扱います。このように建築設備について学ぶ分野を設備系と呼んでいます。

代表的科目:建築設備基礎工学、建築・設備工学実験、電気設備デザイン演習、給排水衛生設備など

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